夢の実現を考えた時に注意すること。

夢を抱くことは素晴らしいことで、それだけで人生に活力がわいてきます。
今は会社員として働いていても、いつか独立して自分の会社を持ったり、全く別の道に進むなど、人生には様々な選択肢があるでしょう。

ただし、会社員の場合、退職をする予定があることを公言するのは避けたほうが無難です。
会社としては、キャリアを積んでもらって会社に貢献してもらうことを願っているので、「いつか別の道を歩む予定がある」などといったことを周囲に漏らすと、社内の立場が危うくなる可能性があるからです。

しかも、会社側は辞める予定の人間に対して重要な仕事は任せられなくなります。ですから、きちんと辞職の意向を固めるまでは、会社に伝えるのは控えましょう。早めに相談したほうが良いと考えて、わざわざ何年も前から辞める可能性を言う必要はないのです。

とはいえ、転職や脱サラをするのではなく、その会社で地位を上げていくことを夢にしているならば、逆に隠す必要はありません。
むしろ野望を公言することで、骨のある人間だと認められる可能性もあります。
上昇志向のある社員とそうでない社員を比べた場合、やはり魅力的に見えるのは前者なので、一目置かれる存在になれるかもしれません。

ですが、その際注意しなければいけないのは、大きな夢を語っておきながら行動が伴っていなかったり、やる気のない態度で仕事をすることです。
そのようなことをすれば、周囲を失望させてしまい、口先だけの人間だと判断されてしまいます。
ですから、社内で叶えられる夢を持つ場合は、それを口にしたら行動も一緒に起こすようにしましょう。
そうすれば、例え失敗したとしても、努力ややる気は評価されますし、あなたの頑張りを見た人の中から協力者が現れるかも知れません。